ヴロツワフの街を散策
この日はアパートメントから路面電車にのってオドラ川の向こうへ
地図で見ると↓こんな感じね
最初に行ったのは聖十字架教会
内部は割りとシンプル
教会の中には何故か白い服を着た子供たち
何か行事でもあるのかな?くらいにしか思ってなかったのですが、理由は後になって分かりました
子供たちの後ろにあるのは?
と近寄ってみるとこんなのでした
あれ?コレって聖骸布(せいがいふ)ってヤツ?
聖骸布は、キリストが磔にされて亡くなった後に遺体を包んでいた布のことです
遺体を包んでいたのでキリストの姿が映し出されていると言われてます
あれってミラノになかったっけ?
レプリカかな?
横にあった説明書きを見ると真ん中あたりに顔が映し出されているらしい
(横向きだけど分かるかな?)
詳しい説明書きを読もうかと思ったら教会を閉めるので出て下さいと言われました
残念
まぁいいやレプリカでも、珍しいモン見られたから
聖十字架教会を後にします
次に向かったのは洗礼者ヨハネ大聖堂
正面から見たらこんな姿、でっかい!
教会前はちょっとした広場のようになっており、何やら大勢の人が集まってます
何だろう?何かあるのかな?
教会の入口は人で塞がってるから入れないし、暫く様子を見てたら少しして音楽が鳴り正面入口から人が出て来ました
良く分からないけどあの屋根みたいな場所にいるのが偉い人?
スマホで検索してみたら、この日5月31日はポーランドでの聖体節でした
聖体節とは・・・
*聖体節について:「最後の晩餐」で、イエスは「パンは私の体、ワインは私の血と思って喫しなさい」と述べ、弟子達にパンと赤ワインを少しづつ与えました。キリスト教ではこれにちなみ、イエス・キリストと一致し、霊魂の糧とするため、パン(聖餅)とワインを喫する儀式を、イエスの体「聖体」の受容=聖体拝領としています。聖体拝領自体は日常的に行われますが、特に意義を強調するため、1264年に教皇庁が聖体節を制定しました。復活祭から50日目の日曜日(聖霊降臨日)の次の木曜日と定められており、復活祭が移動祝日(春分後の初満月後の日曜)のため合わせて毎年移動します。ポーランドでは、満9才で始めて聖体拝領が可能となるため、この時期に女の子は白のドレス、男の子はダーク・スーツを着て教会で初拝領を受け、家庭でお祝いすることが多いです。-ポーランド政府観光局サイトより-
なるほど、さっき聖十字架教会で見た白い服の子供たちもこの行列のためだったんだ
行列の前を歩き、バラの花びらを道に撒く係のようです、納得!
慌てて様子を動画に撮る
慌てた割にはちゃんと撮れたかな(^^;)
祭日だったんだ、だから朝から前日に朝ご飯食べに行ったカフェもコンビニも閉まってたんだね(開店時間が遅くなっていたようです)
教会前の広場にいたたくさんの人も行列に付いて行っちゃったので教会はガランとしてしまいました
せっかく空いたので教会に入ります
こちらはナカナカ荘厳な感じの教会でした
ステンドグラスも美しい
教会にはローマ教皇が訪れた際の写真もありました
由緒ある教会だったのね
キリスト教信者ではないし、聖体節も知らなかったけど、今回はたまたまながらこのような行事にぶつかって良いモノを見せていただきました
行列はその後、ずーーーっと街を練り歩いていたようです
後で旧市街広場の方へ戻ると各所に道に撒かれたバラの花びらが散らばってましたので